2025年6月30日
新アリーナに追い出された豊橋球場の移設先は津波から逃げられない特定避難困難地域!
この動画では、豊橋市が進める新アリーナ事業と、それに伴う豊橋球場の移設計画について、特に「津波リスク」に焦点を当てて詳しく解説しています。
2025年1月、政府の地震調査委員会は南海トラフ巨大地震の発生確率を「今後30年で約80%」と公表し、もはやほぼ確実に起きると考えられる状況です。こうした中、豊橋市は津波から逃げられない「特定避難困難地域」に球場を移す計画を強行していることに、動画では強い懸念を示しています。
当初の計画では、豊橋球場は現在の豊橋公園に残す予定でした。ところが、市が建設地の一部が「朝倉川の氾濫想定区域」に含まれていることを見落とし、後になって新アリーナの建設位置をずらすことになりました。この結果、既存の球場が邪魔になり、急きょ三河湾沿岸部に追いやるという、場当たり的でずさんな計画変更が行われた経緯が紹介されます。
この移設先は、津波発生時に水平避難も垂直避難も困難とされる地域です。南海トラフ地震が起これば、多くの市民が試合観戦中に逃げ場を失うリスクがあります。にもかかわらず、市は「津波到達まで時間があるので大丈夫」と説明を繰り返し、市民の不安を軽視していると動画は指摘しています。
また、2024年の市長選では、新アリーナ計画の見直しを求める民意が示されました。それでも一部の議員が計画推進を諦めておらず、市民の命よりも事業を優先する態度に批判が集まっています。
動画では、こうした背景を踏まえ、2025年7月に行われる住民投票で、市民一人ひとりが自分と家族の80年先の安全と負担を考え、慎重に判断する必要があると訴えています。特に「住民投票は自由意思によるもの」であり、職場や地域の圧力に流されず、自分の意思で投票する大切さを強調しています。
さらに、参考として過去にアップされた動画も案内し、アクセス問題や財政負担の大きさ、日本全国でも突出して重い住民負担など、多角的に問題を理解する重要性が説かれています。
この動画は、公正で正確な情報提供を目的に制作されており、豊橋市の公式資料や報道記事に基づいて解説しています。視聴者に「事実を確認し、自分で考えること」の大切さを呼びかけ、最後に「将来後悔しないためにも、今真剣に考え行動してほしい」と結んでいます。